会社で無料実施されたモデルナ製新型コロナワクチン、1回目は無事でも2回目がヤバかった──体験レポ&備え

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会社で無料実施されたモデルナ製新型コロナワクチン接種後、1回目と2回目の“差”に驚き──実体験から準備すべきポイントまで

会社で無料実施されたモデルナ製新型コロナワクチン1回目と2回目で明暗。体験レポと2回目接種前に備えるべき準備5つを詳しく解説。

会社で無料という恵まれた環境で実施された、モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの接種。私たちの職場でも1回目と2回目でまったく違う反応を示した人が多く、その差には正直驚きました。ここでは、実際の症状の流れと、2回目接種に備えるために「これだけは準備しておきたい」ポイントを、ニュース性と現場の“生の声”を交えてお伝えします。

1回目接種──ほぼ無症状で安心?しかし“異変”もあり

私の会社では、モデルナ製新型コロナウイルスワクチンが利用されました。接種直後、皆が共通して感じたのは「注射された部分が痛かった」ということ。とはいえ、これは注射を打った人(医療スタッフ)の技量や注射部位なども影響していると思われます。

1回目の接種後、大多数の人は「普段どおり」で、特に体調を崩す人はいませんでした。
ただし、例外も。極度の“緊張”状態から解放されたことで、注射直後に気を失って倒れた女性が一人。ショック症状というよりは〝緊張からの安堵〟が引き金に見え、幸い怪我もなくその後も問題なく復帰しました。

一般的な見解としても、接種後の体調変化として「疲労感」「頭痛」「腕の痛み」などが報告されており、例えば、厚生労働省も「接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等が接種後にみられることがある」としています。
しかしこの1回目では、それらが“ほぼゼロ”だったのです。

2回目接種──“みんながヒドイ”との声多数!その実態

ところが、2回目接種後に一気に“症状が出た”という声が職場で相次ぎました。以下、実体験として挙がったものです。

熱が出ていないにも関わらず、風邪のような体のだるさに襲われ、仕事ができないほどに気分が悪い

接種から数時間~最大36時間以内に高熱。多くが38.5℃~39℃。中には40℃以上を記録した人も。

かゆみかくと痛みあり。いわゆる「モデルナ腕(モデルナ・アーム)」の可能性も。

高熱が収まった後も、平衡感覚が不安定。めまいやふらつきあり。

体のあちこちが痛い。特に「足の付け根」が痛いという声が複数。

このように、多くの人にとって2回目は1回目とは比べ物にならない“出力”であり、一種の「想定外」だったのではないかと思います

幸いなことに、重篤な副反応になるケースはウチの職場の人たちには出なかった。

ただ、職場で“多くの人がしんどかった”という実感があるなら、準備をしておいて損はありません。

2回目接種前に“準備”しておきたい5つのポイント

優れたニュース性を持ちつつ、感情性も含めて「これを準備しておけば安心」という項目を整理しました。少しオーバーかもしれませんが、職場全体が大きな“反応”を示していたという実感から、あえて丁寧にご紹介します。

水をたっぷり準備
接種直前と接種直後、こまめに水分補給をしておきましょう。体が反応を起こしやすく、水分が少ないと“だるさ”や“欝々(うつうつ)感”を助長することがあります。

解熱剤/鎮痛剤をあらかじめ用意
発熱や体の痛みに備えて、日常使っている鎮痛剤や解熱剤を手元に置いておきましょう。自己判断で使用する前には必ず薬剤師や医師に相談してください。

“ポカリスエット”やスポーツドリンクなど電解質補給
高熱や発汗などの可能性を考え、電解質の補給も有効です。気分が悪くなったとき、こうしたドリンクが“助け”になることがあります。

氷枕/水枕を準備しておく
急な高熱や体のほてりに備えて、冷やすための氷枕や冷却パッドも用意しておくと安心です。予備でタオルを冷凍庫に入れておくのも一案です。

食欲がなくてもすぐに口にできる軽食を備えておく
「食べられない」と感じる人も多くいました。胃腸に入りやすい、ゼリー、バナナ、フレーク類、スープなど“すぐに口にできるもの”を用意しておくと、体力的にも気分的にも安心できます。

これらの準備は、「症状が出たとき慌てない」ためだけではなく、「症状が出ても心構えとして落ち着いて対応できる」ためのものです。実際、職場でも「え、こんなにキツいの?」という声が多数あがっていたため、予め準備していた人の方が感覚的に“負担が少なかった”ようでした。

【まとめ】

会社で無料で行われたモデルナ製新型コロナワクチン接種では、1回目は「何も起きなかった」という人が多かったものの、2回目ではほぼ全員に何らかの症状が見られました。これは決して異常なことではなく、体がしっかりと免疫をつくろうとしている反応と考えられます。

とはいえ、症状が軽くても油断は禁物です。特に2回目の接種日は「翌日に予定を入れない」「仕事を休める環境を整える」など、事前の準備とスケジュール調整が重要です。

これから接種を控えている方は、十分な水分や食料、解熱剤などをあらかじめ用意し、体調の変化に落ち着いて対応できるようにしておきましょう。無理をせず、自分の体を守ることを最優先に。

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