脳神経外科で初めての受診 ~頭痛と左手のしびれ~

初めての脳神経外科受診。頭痛と左手のしびれで不安の中、CT検査と診察を体験。脳に異常なしの結果から見えた、病院選びの大切さとは。
一週間も続く頭痛と、左手の薬指・小指のしびれ。
不安が募り、ついに意を決して脳神経外科を受診することにしました。
受付から診察までの長い道のり
私が行った病院は予約制ではなく、来院順での診察スタイル。
受付開始の5分前に着いたにもかかわらず、すでに10人以上が並んでいて驚きました。
「この列、脳神経外科ですか?」と確認したほどです。
入り口では検温・手指消毒・体調チェック。
その後、住所などを記入してから問診票を2枚(頭痛・しびれ)受け取りました。
待合室には20人ほどの患者。結局、診察まで約1時間待つことに。
しかも呼ばれた先は医師ではなくナースによる問診。
「え?さっき問診票を書いたのに?」と思いながらも、頭痛のつらさに反論する気力もなく答えていきました。
医師の診察とすれ違うやり取り
再び待たされ、ようやく脳神経外科医の診察へ。
ところが、医師はナースのメモを見ながら話を進めるだけで、私が訴えた“左手のしびれ”には一切触れません。
「左手の薬指と小指もしびれがあります」と伝えると、
医師はなぜか半ギレ気味に「なぜ先ほど言わなかったのですか?」と。
「いや、伝えましたけど・・・」と私もつい語気が強くなってしまいました。
その後、「念のためCTを撮りましょう」とのこと。
少し不信感を抱きつつも、結局は従うことにしました。
初めてのCT検査
CT検査は驚くほど短時間。
仰向けになり、顔にガーゼのような布をかけられて数分で終了。
技師の方に「動かないでくださいね」と言われている間に終わりました。
診断結果と違和感
再び診察室へ入ると、さっきの医師は今度はフェイスシールド(機動隊員ですか?とツッコミたくなるようなモノでした)を着用していて少し驚きました。
結果は「脳にまったく異常なし」。
「希望があればMRIも」と勧められましたが、そこまでは必要ないと思いお断りしました。
ただ――
頭痛としびれの原因については何の説明もなし。
薬の処方も提案されず、「これで終了です」と淡々と診察が終わりました。
会計では7,000円台の支払い。保険が効いてこの値段かよ・・・・
これほど払っても納得のいく説明はなく、正直、不満が残りました。
今回の受診で感じたこと
脳神経外科は“脳に異常がなければ終了”という印象を受けました。
もちろん、異常がなかったこと自体は安心できる結果です。
ですが、症状の原因をもう少し掘り下げて説明してほしかったというのが正直な気持ちです。
次に受診する際は、
● 訴えたい症状を紙にまとめて渡す
● 質問したい内容をあらかじめ整理しておく
といった準備をして臨もうと思います。
そして、今回の経験を通して、
「自分に合った病院・医師を見極めることの大切さ」を痛感しました。
まとめ
脳に異常がなかったのは何よりですが、
患者として“納得できる診療”を受けるためには、
自分からも積極的に質問・確認する姿勢が必要なのだと感じました。


