TeraPad(テラパッド)は今でも使える!無料で軽快なテキストエディターの魅力と設定方法

無料のテキストエディター「TeraPad(テラパッド)」は、長年にわたって多くのユーザーに愛用されているWindows用の国産ソフトです。シンプルながらも非常に使い勝手がよく、動作も軽快。HTMLやプログラムの編集、メモ代わりのテキスト作成など、幅広い用途に対応しており、私自身も長年手放せない定番ツールのひとつになっています。
そんなTeraPadですが、ある時から起動時のウィンドウサイズが「おかしな大きさ」で開くようになってしまいました。以前は固定していたはずの縦横のサイズが、バージョンアップのタイミング以降、意図しないサイズで表示されるようになったのです。いつからそうなったのかははっきりしませんが、おそらく最新版への更新を行った頃からだと思われます。
最初のうちは、「まぁいいか」と思って毎回手動でサイズを調整して使っていました。しかし、最近はTeraPadを使っての作業量が増えたため、毎回の微調整がさすがに面倒に感じるようになりました。そこで改めて設定を確認してみたところ、TeraPadにはちゃんとウィンドウサイズを固定できる設定項目があることがわかったのです。
具体的には、TeraPadのメニューから「表示」→「ウィンドウ位置・サイズの保存」を有効にすると、終了時のサイズや位置が次回起動時にも反映されるようになります。この設定をオンにしておけば、いつも自分の使いやすいサイズと位置で起動できるのでとても快適です。
また、もし設定しても反映されない場合は、TeraPadの設定ファイル(terapad.ini)が正しく保存されていない可能性もあります。インストールフォルダに書き込み権限があるかどうか、または設定ファイルが別の場所に作成されていないかを確認するとよいでしょう。
長年愛用しているTeraPadですが、こうした細かな設定項目を見直すことで、より快適に使うことができます。無料で軽く、広告もなく、必要な機能がしっかり揃っている──そんなシンプルさが、TeraPadが今もなお多くのユーザーに支持され続けている理由だと思います。
TeraPad 枠のサイズ設定手順
TeraPadを起動。
「表示」から「オプション」
「ウインドウ」タブの中にある、
「起動時のサイズと位置」にある、
「状態」をプルダウンで開くと、何もしていない場合は「デフォルト」のままですので、私は、「終了時のサイズと位置を復元」にしました。
「OK」で保存終了です。
これで、TeraPadを開いた際には、TeraPad終了時のサイズと位置から開けるようになりました。
まとめ: 小さな改善が大きな快適さに
ほんの小さな設定変更ですが、これだけでちょっとしたイライラが解消され、作業効率も確実に上がりました。どんなことでもそうですが、「気になるけど放置している小さな不便」は、早めに改善するに越したことはありません。小さな不満も積み重なれば、いずれ大きなストレスになります。逆に、小さな改善を積み重ねることで、日々の作業環境はどんどん良くなります。今回のTeraPadの設定見直しをきっかけに、これからは「気づいたときにすぐ改善」を心がけていきたいと思います。





