【ザ・ファブル完全ガイド】マンガ&映画の両方で楽しむ究極の殺し屋エンタメ

「ザ・ファブル」、このタイトルを聞いただけでピンと来る人も多いでしょう。南勝久先生による大人気漫画であり、実写映画も2本公開された超話題作です。今回はマンガと映画、両方の魅力を半々のボリュームでたっぷりと語ります!
マンガ『ザ・ファブル』とは?
『ザ・ファブル』は、南勝久先生による週刊ヤングマガジン連載の大人気マンガです。第一部は2014年から約5年間連載され、全22巻で完結しました。2021年からは第二部『ザ・ファブル The second contact』がスタートし、ファン待望の続編として話題になりました。さらに2025年には第3部『The third secret』が始まり、ファブルの世界はまだまだ広がっています。
累計発行部数は1200万部を超え、ヤンマガの看板作品のひとつとなっています。私も会社の休憩室に置かれていたのをきっかけに読み始めたのですが、あまりの面白さに全巻一気読みしてしまいました。
第一部の魅力:最強の殺し屋・佐藤明
主人公は、伝説の殺し屋「ファブル(佐藤明)」。彼は組織から「1年間、人を殺さずに一般人として生活せよ」という命令を受け、一般社会に紛れ込むことになります。この設定がすでに面白いんですよね。殺し屋なのに“人を殺さない”ルールを守りながら、トラブルに巻き込まれる展開が痛快で、笑えて、時にジーンとします。
登場人物たちもクセが強くて個性的。ヒロインの清水岬をはじめ、真黒組・海老原、相棒のヨウコなど、全員が魅力的です。特に“ジャッカル富岡”という劇中の芸人キャラには、思わず笑ってしまいます。
南勝久先生の作風は、リアルな描写とユーモアの絶妙なバランス。シリアスと笑いが同居する稀有な漫画で、何度読み返しても新しい発見があります。
映画版『ザ・ファブル』の実写化が熱い!
『ザ・ファブル』は、2019年6月に実写映画化されました。主演は元V6の岡田准一さん。タイトルは原作と同じく『ザ・ファブル』。興行収入は約17億7000万円という大ヒットを記録しました。私も映画館で観ましたが、原作の世界観をしっかり再現していて、ファンとしても大満足の仕上がりでした!
キャスティングが本当に神でしたね。主人公・佐藤明役の岡田准一さんは納得の人選。彼のアクションのキレ、表情の中に見える狂気と優しさのギャップが完璧でした。そして何より、清水岬役の山本美月さん。彼女の存在が原作の“ミサキちゃん”そのままで、まったく違和感なし!映画を観ながら「ありがとう!」と心の中で叫びました(笑)この映画で、山本美月さんのファンになった人も多いはずです。
第二弾『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』も必見!
続編映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は、2021年6月に公開されました。前作に引き続き、主演は岡田准一さん。ヒロインの山本美月さんも続投し、ファンには嬉しい限り。タイトルどおり、「殺さない殺し屋」として生きる佐藤明の苦悩と成長が描かれています。
私は映画館で観る機会を逃してしまい、某動画配信サービスで見ました。もちろん現在も動画配信サービスで視聴可能です。岡田准一さんのアクションシーンは前作よりもさらにパワーアップ。演出のテンポも良く、原作を知らない人でも楽しめる構成になっています。
個人的な見どころは、宮川大輔さん演じる「ジャッカル富岡」!あの“劇中の芸人キャラ”を、あそこまでリアルかつコミカルに演じ切るとは・・・・本当に適任でした!
マンガ派も映画派も楽しめる、究極のエンタメ作品
『ザ・ファブル』は、マンガと映画の両方で完成度が高く、どちらから入っても楽しめる作品です。マンガでは心理描写や人間ドラマが深く描かれ、映画ではスピード感とアクションが見どころ。まさに“原作も実写も当たり”の数少ない作品だと思います。
芸能人やアーティストにもファンが多く、SNSでも度々話題に上がるほど。今後の第3部や新しい映像化にも期待せずにはいられません。
まとめ
マンガ『ザ・ファブル』は第一部22巻で完結、第二部・第三部と物語は続き、ますます世界観が広がっています。映画も2本とも高評価で、主演・岡田准一さんの存在感が際立っています。
もし「まだ読んだことがない」「映画しか観ていない」という方がいたら、ぜひ両方チェックしてみてください。きっとあなたもファブルの世界にハマるはずです!
笑えて、シリアスで、どこか人間くさい。そんな唯一無二の世界観が『ザ・ファブル』の魅力。これからも南勝久先生の描く“最強の殺し屋”の行方を、見届けたいですね。


