恋愛相談的なものをされてしまった
私的には、ちょっとというか、かなり珍しい相談をされてしまった。
それは、恋人がいなくて困っている、というもの。恋愛相談的なものをされるのは多分、初めてだと思う。
彼女が欲しい、彼氏が欲しい・・・というのであれば、職場や学校、よく行くお店などで、気になる人がいればまずは声かけてみればいいじゃん。直接、声がかけれならない、というのであれば手紙にして渡してみなさいよ。漠然と恋人がいない、のでどうしたらいい?と相談されても「じゃあ、マッチング・アプリ」でもやんなよ・・・ってなっちゃうよ。
と、言いたいところだが大親友からなのでそれで返すのはさすがにマズイだろ、と少し真面目に答えてみた。
マズローを使って考えてみた
マズローとは、アメリカの心理学者「 アブラハム・マズロー」のこと。人間の欲求には五段階で考えることができると言った人です。
ピラミッド構造になっているので、下から順に満たしていかないと上に上がれない、ということになっている、と。(厳密にはちょっと違うのですが)
「自己実現欲求」
「承認欲求」
「社会的欲求」
「安全の欲求」
「生理的欲求」
生理的欲求から満たして上へ行く、というものです。
恋人がいない、というのは「マズロー 5段階欲求」で言うとどこに入るか?
これは、難しい・・・恋人を求める理由によって異なるからですが主に以下の3つの段階になる。
1. 社会的欲求(愛と所属の欲求)
これは、「他者とつながりたい」「愛されたい」「孤独を感じたくない」、といった欲求です。恋人がいないことで孤独を感じたり、パートナーシップを求めたりする場合は、この段階に該当。
2. 承認欲求(尊重の欲求)
これは、「他者から認められたい」「魅力的だと思われたい」、といった欲求です。「恋人がいることで自分の価値を感じられる」「周囲から恋人がいることで評価されたい」と考える場合は、この段階。
3. 自己実現欲求
恋愛を通じて自己成長や人生の充実を求める場合、これは自己実現の一環となります。「理想のパートナーと出会うことで、自分の人生をより豊かにしたい」と考える場合は、この段階。
基本的には大体の場合、「社会的欲求」に入ることが多いですが、恋人を求める理由によって、「承認欲求」や「自己実現欲求」にも関連するなぁ~・・・・
恋人が欲しい理由を深堀してみた
もう少し話をしてみて恋人が欲しい理由を深堀してみたら、「最終的に結婚し、子どもを作る」というゴールを持っていたので、マズローに当てはめると「社会的欲求(愛と所属の欲求)」だと、ここで確定した。
理由として、結婚や家庭を持つことは、社会的なつながりの形成に関わるため、「愛と所属の欲求」を満たすものと考えられるから。恋人がいないことで孤独を感じたり、パートナーシップを求める気持ちが生まれるのは、「他者とのつながりを持ちたい」という社会的欲求の表れでもある。家族を築くこと自体が、多くの人にとって「社会的な役割」を果たすことにもつながるので、この段階の欲求として理解できる、というわけ。
しかし、恋人を求める理由が「社会的な評価(結婚=成功)」や「周囲からのプレッシャー」によるものであれば、話はまた変わります。そうなれば、「承認欲求(尊重の欲求)」 にも関係してくることがあるし、恋愛や結婚を 「自分自身の理想の生き方を実現するための手段」 と考える場合は、「自己実現欲求」にも関わってくる。
が、深堀して聞いたら、「社会的欲求(愛と所属の欲求)」で間違いなさそうだった。だって、イチャイチャできる恋人が欲しくて、その延長で結婚も考えている、ということだったので。
結論、会社の他部署に気になる人がいるとのことなので、まずは無理やりにでも朝の「おはようございます」から毎日始める。しばらく経ってから一言、二言、会話を増やす。そして、当面の目標は「ランチ」へ誘え!と。ここまで伝えて無料コンサル終了(笑)