ヤマザキ「たっぷり つぶあんツイスト」実食レビュー|発酵種ルヴァン使用のふっくら甘パン

ヤマザキの「たっぷり つぶあんツイスト」は発酵種ルヴァン使用の風味豊かな菓子パン。
リベイクでの違いや味わいを実食レビュー!
「たっぷり つぶあんツイスト」とは?
ヤマザキから販売されている「たっぷり つぶあんツイスト」は、ふんわりとした生地に甘いつぶあんがねじり込まれた、どこか懐かしい味わいの菓子パンです。4本入りでボリュームもあり、朝食やおやつとして手軽に楽しめるのが魅力。 私がよく行くスーパーでは税抜160円ほどで販売されており、コスパ的にも非常に優秀です。1本あたり40円ほどで、あの満足感が味わえるのは驚き。パッケージにも記載されている「発酵種ルヴァン使用」という言葉が、味わいの奥行きを感じさせます。
生地はふんわりやわらかく、甘さ控えめなあんとのバランスが絶妙。ツイスト状になっていることで食感に軽やかさがあり、飽きのこない仕上がりになっています。何気なく手に取ったのに、食べ終わる頃には「また食べたい」と思わせてくれる、そんな実力派の菓子パンです。
発酵種ルヴァンとは?その意味と魅力
「ルヴァン(levain)」とはフランス語で「発酵種」を意味します。いわゆる天然酵母の一種で、小麦粉と水を自然発酵させて作る種のこと。パンの香りやコクを深め、もちっとした食感を生み出すのが特徴です。 つまり、ヤマザキの「発酵種ルヴァン使用」とは、“発酵種を使った発酵種入りパン”という、ちょっとした言葉遊びのような表現(笑)。ですが実際、ルヴァンを使用していることで生地に深みが増し、冷めてもやわらかさが持続します。大手メーカーの大量生産パンでありながら、この「発酵の香りと風味の豊かさ」を感じられるのは、ヤマザキならではの技術ですね。
また、ルヴァンの特徴として“自然な酸味”がわずかに感じられることもあります。これがあんこの甘さと意外にも相性がよく、全体の味を引き締めてくれるんです。小麦の香ばしさとつぶあんのやさしい甘みが調和した、完成度の高い組み合わせです。
リベイクしてみた感想とおすすめの食べ方
パッケージには「リベイク1分」と書かれています。今まで電子レンジで温めたことはありませんでしたが、今回初めて試してみました。温めることであんこがほのかにとろけ、生地もしっとり柔らかくなります。 ただし、個人的にはリベイクしない常温の方が好み。理由は、温めるとパンが少し「フニャッ」として持ちづらくなるからです。手軽さを重視するなら、そのまま食べるのがベスト。コーヒーや緑茶との相性も抜群で、オフィスでのおやつにも最適です。
また、冷凍保存して軽くトーストするという方法もおすすめ。表面がサクッと、中はふんわりで、ちょっとした焼き菓子のような食感が楽しめます。季節を問わず、ほっとしたいときに手軽に食べられるのが、このパンの魅力ですね。
まとめると、「たっぷり つぶあんツイスト」は見た目以上に満足感があり、甘すぎず、食べ飽きない味わい。
「発酵種ルヴァン使用」というちょっとしたこだわりが、パンの風味を引き立てています。スーパーで見かけたら、ぜひ一度試してみてください。価格、味、香り、そして食べやすさ、どれを取っても優秀な一品です。


