夢は、ときに断片的で、意味がつかめないまま記憶に残ります。 はっきりとしたストーリーがあるわけでもなく、怖かったわけでもない。 それなのに、なぜか強く印象に残り、「あの夢、何だったんだろう」と考え続けてしまうことがあります。
今回扱う夢も、そうしたタイプの夢です。 ワンルームの部屋、見知らぬ女性、奇妙なベッド。 そして後半では、危険な高さの階段と、使えないパソコン。
ワン・ルーム(1R)の夢。正方形のワン・ルーム、恐らくアパートだったと思う。お世辞にも綺麗とも言えない建物の2Fのようだった。
そこに住んでいる女性(若いと思う、20代か30代)の部屋ようで、内見を私はするところだった。ワン・ルームの部屋にはベッドが1つ、しかも正方形の部屋にピッタリとギチっとハマっていて、このベッドとエアコンしか見えなかった。ベッドの高さが、部屋の床から天井までの間の丁度、半分くらいの肉厚なマットレスだった。部屋にはベッドしかないのも奇妙だが、大きさも奇妙。ベッドのシーツだったと思うが、ピンク色みたいな薄い赤色みたいなそんな色も一部だったのか3分の1くらいだったのかそんな感じに見えた。女性の部屋なのでそんなのもあるのかな、くらいの感情だった。
なぜ、内見することになったかと言えば、そのワン・ルームを私が買うのか、その女性の代わりに払ってやるのかのどちらかだった。その部屋には夢には出てこないがこの女性の子供も一緒に暮らしているぽかった。女性の姿はジムやランニングをするような服装をしていた。上半身はお腹を出していて胸の部分をちょっと大き目に覆うピタっとしたもの「スポーツブラトップ」だと思う。パーカーのようなものよりも薄手のものを羽織っていた。女性で見えているのはこのスポーツブラトップ、パーカーのようなもの、そして、お腹の腹筋がスゴかったというもの。とにかく腹筋が気になっていた。
で、このワン・ルームの手続きをしようと部屋を出てアパートの共用通路に私と不動産屋?みたい人物がいて、金額の話をしていたようだった。「5万円?!」と高いと思ったのか安いと思ったのか不明だが私が声をあげたところで、一瞬だけ目が覚めて、すぐに眠りについた。しばらく眠っていたら、別の夢をみた。
建物の階段(人が一人のみ一方通行で通れるほどの狭さ。登る途中で両側の壁に私が少しこすられているか、いないかくらいの感じ)を登っていて、階段を登るとすぐ後ろの階段に穴が開いていて、ムチャクチャ高いところにいることがわかる。落ちたらヤバそうというか死ぬレベル。東京タワーのような高層の床が透明のなっていて下をみている、そんな感じだった。その階段を登っていくと階段を同じくらいの幅の座席にパソコンがおいてあるようで、そこでChatGPTをしようと登ってきたようだった。が、先客がいて、利用しているので私は使うことが出来ずにいた。しかも先客はリアルでの会社の私の部署の部長「Cさん」だったと思う。「なんでCさん?!が」と思ったのも1~2秒で、今度はそのパソコンの横を通り下りの階段を降りて行った。そしてまた同じ登りの階段を歩いて行く、そしてパソコンのところへ行くがまだ誰かが利用中のようで(Cさんではなかったと思う)、「まだ利用中かよ」と心の中で思った。この後も何か夢でみていたかも知れないが思い出せない。
一見すると脈絡がなく、日常と直接結びつかないように見えます。 しかし心理学とスピリチュアルの両面から丁寧に見ていくと、この夢は「不安」や「恐怖」ではなく、非常に理性的で、冷静な警告を含んでいることが分かります。
ワンルームの夢が示す心理的な意味

夢に出てきたのは、正方形のワンルームでした。 広くもなく、快適とも言えず、家具はほぼ存在しない。 あるのは、部屋いっぱいに収まったベッドとエアコンだけ。
心理学的に「部屋」は、その人の内面の状態や心理空間を象徴します。 ワンルームは、選択肢が少なく、視野が限定されている状態を表しやすい空間。
特に印象的なのは、ベッドしか存在しない点。 ベッドは「休息」「安心」「身体性」「欲求」を象徴している。 つまりこの夢は、思考や計画よりも、心身の安定や現実的な感覚が強く意識されている状態を映している。
女性と子どもが象徴する「事情」と「条件」
部屋の住人は若い女性で、子どもと一緒に暮らしている設定(暮らしているっぽいが正確ですが)でした。 ここで重要なのは、夢の中でこの女性に対して、強い感情移入や救済欲求がなかった点。
心理学的に見ると、この女性と子どもは「特定の人物」ではないということ。 人に見える形をした「状況」「事情」「背景条件」を象徴している。
現実でも、条件が複雑な話ほど、人の姿や生活事情として語られます。 夢はそれを、非常に分かりやすい形で視覚化しているに過ぎない・・・・
「買うのか」「代わりに払うのか」という選択肢も、感情の問題ではなく、条件を引き受けるかどうかという判断そのものを示していいる。
5万円という具体的な金額が意味するもの
夢の中で出てきた「5万円」という金額は象徴的。 高いのか安いのか、判断がつかない。
この感覚こそが、夢の重要なポイント。
金額は心理学的に「現実性」「具体性」「逃げられなさ」を示す。 曖昧な不安ではなく、数字として突きつけられる現実。
しかし、夢の中で即断はされませんでした。 これは「まだ決める段階ではない」という、無意識からの明確なサイン。
階段の夢が示す「警告」の正体
後半の夢では、状況が一変している点も注目。 狭く、高く、落ちたら終わりだと分かる階段。
心理学では、階段は「成長」「段階」「進行」を象徴します。 しかし今回の階段は、安全なものではありません。
床が透明なのではなく、そもそも床が存在しない。 これは「支えがまだ用意されていない状態」を意味している。
落ちない夢が示す冷静な自己制御
重要なのは、この夢で落ちなかったこと。 踏み外さず、無理に進まず、引き返している。
警告の夢というと、事故や失敗を想像しがちですが、今回の夢は違う。 事故が起きる前に、ブレーキが作動している夢。
つまり無意識は、「危険だ」と叫んでいるのではなく、 「今は踏み込む段階ではない」と静かに制御してくれている。
使えないパソコンが象徴するもの
階段の先にはパソコンがありましたが、先客がいて使えていない。 パソコンは「情報」「整理」「答え」を象徴します。
答えを探したい気持ちはある。 しかし、今は使えない。 これは「まだ答えを取りに行く順番ではない」というサイン。
現実でも、焦って情報を集めるほど、判断を誤ることがあります。 夢はそれを、非常に具体的な形で伝えてくれている。
この夢が伝えている本当のメッセージ
この夢は、「何かをやめろ」「失敗するぞ」という予言ではない。 また、「誰かを助けろ」「責任を背負え」という道徳的な話でもない。
伝えているのは、ただ一つ。
「自分の判断基準が定まらないうちに、現実的でそれらしい話に即答するな」
選択肢そのものが危険なのではありません。 判断軸が曖昧なまま選ぶことが危険だと、夢は教えている状態。
現実でどう活かすべきか
この夢を見たあと、現実で取るべき態度は明確。
・即断しない
・一旦距離を取る
・条件を整理する
そして必要なのは、「正解」を探すことでもない。 何を基準に選ぶ人なのかを決めること。
基準が一つ決まるだけで、不要な話は自然と選択肢から外れていく・・・・
まとめ
今回の夢は、不安を煽る夢ではない。 むしろ、非常に理性的で、冷静な警告の夢。
・ワンルームは心理空間
・女性と子どもは事情や条件
・階段は成長過程
・落ちなかったのは自己制御が機能している証拠
夢はすでに、警告も制御も完了している。 だからこそ、焦る必要はまったくない。
「一旦、持ち帰る」 この姿勢こそが、この夢が示した最も安全な答え。

