なぜWordPressの容量が減ったのか?違和感の正体
記事数が増えているのに、バックアップ容量が減る。この現象は一見おかしく感じますが、結論から言えばまったく異常ではありません。
WordPressの容量は「記事数」ではなく、主に以下で決まります。
● 画像などのメディアファイル
● データベース(投稿履歴・設定・コメントなど)
● キャッシュデータ
特に見落とされがちなのが「投稿リビジョン」です。これは記事の編集履歴で、保存するたびに増え続けます。気づかないうちにデータベースを圧迫し、容量増加の原因になります。
投稿リビジョンとは何か?なぜ削除すべきなのか
投稿リビジョンとは、記事を更新した際に自動で保存される過去の状態です。
例えば1記事を10回更新すれば、10個の履歴が残ります。これが数十記事、数百記事と積み重なると、データベースは一気に肥大化します。
リビジョン自体は便利な機能ですが、過剰に溜まると以下のデメリットがあります。
● データベース容量の増加
● バックアップ容量の増大
● サイト速度の低下リスク
👉 そのため、定期的な削除が推奨されます
WP-Optimizeで投稿リビジョンを削除する方法
リビジョン削除はプラグインを使うのが最も簡単です。
今回使用したのが
WP-Optimize – Cache, Compress images, Minify & Clean database

手順は非常にシンプルです。
削除手順
1)プラグインをインストール
2)「データベース」メニューへ移動
3)「投稿リビジョン」にチェック
4)実行
これだけで不要な履歴が一括削除されます。
データベーステーブルの最適化も必須
リビジョン削除後は、必ず
「データベーステーブルの最適化」
にもチェックを入れてください。
これは削除後に残る「空き領域」を圧縮する処理で、やらないと効果が半減します。
WP-Optimizeは削除しても問題ないのか?
結論はシンプルです。
👉 削除してOKです
WP-Optimizeは常駐型ではなく、掃除ツールのようなものです。
一度処理すれば、その効果は残ります。
むしろ不要なプラグインは減らした方が、
● セキュリティリスク低下
● 動作の安定化
につながります。
ただし削除できない場合は、
● プラグインが有効化されたまま
● キャッシュの影響
● サーバー権限
などが原因になることがあります。その場合は一度停止してから削除すれば解決するケースがほとんどです。
リビジョンを今後増やさない設定(最重要)
削除だけでは不十分です。
増え続ける仕組みを止める必要があります
そのために行うのが「リビジョン制限」です。
設定方法
サーバー内の「wp-config.php」に以下を追加します。
define(‘WP_POST_REVISIONS’, 5);
設置場所
以下の記述の上に追加します。
require_once ABSPATH . ‘wp-settings.php’;
これで「1記事あたり最大5件まで」に制限されます。
wp-config.phpが見つからない場合の対処
多くの人がここでつまずきます。
Xサーバーの場合、wp-config.phpは以下にあります。
/public_html/ドメイン名/wp-config.php
ポイントは、
👉 public_html直下ではないことが多い
必ず「ドメインフォルダの中」を確認してください。
データベース最適化は必要か?
結論は明確です。
👉 必要です(むしろセットでやるべき)
理由はシンプルで、削除だけではデータの“痕跡”が残るためです。
最適化を行うことで、
● 無駄領域の圧縮
● データベースの軽量化
● パフォーマンス向上
が期待できます。
まとめ|リビジョン対策は必ずやるべき
今回のポイントを整理します。
● 容量は記事数ではなくDBと画像で決まる
● 投稿リビジョンは放置すると肥大化する
● WP-Optimizeで簡単に削除可能
● 削除後は最適化が必須
● プラグインは削除してOK
● wp-configでリビジョン制限をかける
👉 ここまでやれば、WordPressの容量管理はほぼ完璧です。
この手の「気づきにくい肥大化」は、放置すると確実に効いてきます。
逆に言えば、この記事を読んだ、今の段階で早めに対処するべきものです。
一度整えれば、今後はほぼメンテ不要になります。

