大学の教室のような場所に多くの若者が集められ、なぜか二人一組のペアになっている不思議な場面から夢は始まりました。何をするのかは分からないまま時間が過ぎ、場面は一転して夜の土の道へ。歩いているとスクラップのように積み上げられた古い車が並ぶ場所を通り、そこへ異様に低い白いスポーツカーが現れます。運転手は私を見つめながらUターンし、ゆっくり近づき、最後は左足のかかとだけにぶつかる――そんな奇妙な夢でした。
大学の、一教室のようなところに結構沢山の人々が集まっているのか、集められているのか不明だが、そんな中に私もいた。
男女が存在しているのと、若い(10代後半~20代前半)人たちが多いような感じ。
何をするのか不明だが、2人づつのペアになっていた。これは指示があったのか最初からなのか分からない。覚えているのはここまで。
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周りは暗い。夜で有るのは間違いない。外を歩いている。歩いている道は舗装されていない、土の道。
歩いていると、私の右側に古い車(スクラップ前とは、部品抜き取りされた後のような)が2台づつ上下に積み上げられているのが見える。歩いている真横ですごく近い。
どうも塀がない、ヤードのようなところを歩いているようだった。まだ歩いていると私のすぐ左真横を車高が異様に低いスポーツタイプの白い車(後ろに排気口が中央揃えで5~6本ついていた)がゆっくりと通り過ぎていこうとしている。
運転手は日本人。ずっと私をみている。30後半くらい。無精髭を長めにしたような感じで髪はボサボサ。
「何、見てんだよ」と思っていたら、この車、道幅は車一台よりちょっとだけ広めくらいなのに、どうやったのかUターンをしていた。
で、私に向かってゆっくりと走ってくる。「こればぶつかるだろ」と思っていたら、案の定、ぶつけられた。車にぶつけられたのは、左足のカカトだけ。痛くはない。
車にぶつけられたのに、なんでカカト?とおもっていたら目が覚めた。
①心理学的分析
心理学では、夢は 無意識が状況整理をしているプロセス。
今回の夢には、はっきり 2つの場面がある。
教室の夢
夜道の夢
この2つは **「社会」と「個人の内面」**を分けている可能性が高い。
1 教室の夢(集められる・ペア)
大学の教室は夢の象徴では典型的に
「学び」「役割」「評価」を意味します。
さらに今回の特徴は
・人が多い
・若者が多い
・2人ペア
この構造は心理的には「人間関係の配置」を表すことが多い。
つまり無意識は
・人は役割で組まれる
・人はペア・関係で動く
という 社会構造の俯瞰を見せている可能性がある。
ただし重要なのは
何をするか分からない
ここ・・・・。
これは心理学的には
「自分がそのゲームに完全には参加していない」
状態を示している。
つまり
・集団の中にはいる
・でもルールには乗っていない
観察ポジション です。
以前、直近で見た私自身の夢での「冷静な観察」というテーマとかなり一致している。
2 夜の道の夢
こちらは完全に 個人的な心理領域。
象徴を整理すると、
夜
心理では
無意識領域
土の道
これはかなり特徴的で
舗装=社会ルール
土=自然な道
つまり 自分の道を歩いている状態 になる。
3 スクラップ車
部品を抜かれた車。
車は夢では 人生の進み方・行動力 を意味する。
部品が抜かれている車は 役目を終えた行動パターン になる。
つまり心理学的には
・もう使わない考え方
・過去のやり方
・古い社会ルール
それらを横目に見ながら歩いている状態。
これはかなり 成長プロセスの夢 に近い状態だと言える。
4 白いスポーツカー

ここが一番重要。
夢では 動いている車=エネルギー 。
特徴
・異様に低い車
・排気口が多い
・強いエンジン感
これは心理的には 強い衝動 を意味している。
例えば
・怒り
・競争心
・強い欲望
・社会の圧
などなど・・・・・。
そして運転手。
ボサボサ髪
無精髭
睨む
これは心理学では シャドウ(影の人格) と呼ばれるタイプ。
つまり
自分の中の荒い部分
心理学的な補足解釈
今回の夢で一番リアルだったのは
排気口が中央揃えで5~6本ついていたこと
これは象徴の核心になっていることが多い。
車の**排気口(マフラー)**は、心理学的象徴では
「内部エネルギーの排出」 を意味することが多い。
エンジン → 内部の力
排気 → それを外へ出す
つまり
・感情の放出
・衝動の発散
・ストレスの抜け道
など。
そして今回の特徴は
・中央揃え
・5~6本
普通の車ではまず見ない構造・・・・。夢ではこういう 不自然な強調 は、
「エネルギー量が多い」 ことを示します。
つまり心理的には
かなり強い衝動・エネルギーが存在している
可能性がある。ただし重要なのは、
その車は私自身に 正面衝突していない ことです。
しかも
カカトだけ
つまり心理的には
・強いエネルギーは存在する
・しかし私自身はそれに飲まれていない
という構図。むしろ
観察している側
にいる。
5 カカトにぶつかる
これがかなり面白い象徴を指している。
足は夢では 人生の進行 を意味する。
そしてカカトは 後ろ側 にある部位。
つまり 過去側 ということ。
つまり心理的には
強い衝動(スポーツカー)が 私自身の過去の部分 に触れている。
しかし 痛くない。
これは
影の衝動は来ているが、実際にはダメージはない
という状態。
心理学まとめ
この夢はかなりシンプルにまとめると
・社会の構造を客観視している
・古い価値観を横目に進んでいる
・強い衝動(影)も現れている
・しかし実害はない
つまり心理的には 自己統合の途中 である状態。
②スピリチュアル的解釈
スピリチュアルでは夢は 魂の状態のメッセージ とされる。
この夢の構造は、かなり典型的な ステージ移行期の夢 であるということ。
教室
魂レベルでは 人生の学び を意味する。
若者が多いのも意味があり、これは 人生の初期段階のテーマ を象徴している。
つまり
・社会
・人間関係
・役割
など・・・。
しかし私自身は その授業内容を知らない
つまり
そこはもう主戦場ではない
可能性がある。
夜道
スピリチュアルでは
夜は 魂の移行期 を意味する。
つまり
まだ新しい方向が完全には見えていない状態
ということ。
スクラップ車
これは非常に分かりやすく 終わった人生ルート を指している。
つまり
・古い価値観
・古い社会ゲーム
・役割の終了
白い車
白はスピリチュアルでは 強いエネルギー を意味する。
そしてスポーツカー。
これは 急激な変化の力 のこと。
スピリチュアル的な補足解釈
スピリチュアルの象徴では、排気口は
エネルギー放出ポイント
を意味する。つまり
・強い生命エネルギー
・行動力
・現実を動かす力
ということを指す。
そして今回の特徴
排気口が複数
これは象徴的には
「多方向に出る力」。
言い換えると
・複数の可能性
・複数の衝動
・複数の人生方向
を示している。
ただしその車の運転手の印象は
・ボサボサ
・無精髭
・荒い雰囲気
というもの。
スピリチュアルではこれは 「未整理のエネルギー」 のこと。
つまり
力はある 、しかし 方向が整っていない
Uターン
これは重要。
Uターンは 過去のテーマが再び現れる ことを意味している。
ただし 完全な衝突 ではない。
カカト
スピリチュアルでは足は 人生の道
カカトは 過去との接点。
つまり
この夢の象徴は 過去のエネルギーが最後に触れた という状態。
しかし
痛くない。
つまり カルマ的ダメージはない という状態。
総合すると
心理学でも、スピリチュアルでも、ほぼ同じ結論になる。
この夢は
古い流れから離れて歩き始めている夢
だということ。
ただし・・・まだ夜。
つまり 完全な方向はまだ見えていない
今回の夢は
・強い恐怖
・パニック
・逃走
がない。むしろ 観察している
これはかなり特徴的といえる。
つまり、私自身の無意識は、
かなり 冷静なフェーズ に入っていることになる。
夢全体をもう一度まとめると
私自身は
・社会構造(教室)を観察している
・古い価値観(スクラップ車)を横目に進んでいる
・強いエネルギー(スポーツカー)が接近している
しかし
それに巻き込まれていない
そして
過去側(カカト)に触れただけ。
これはかなり典型的な 「変化直前の夢」 の構造。
心理的に かなり安定した意識状態 を示しているので夢の中でパニックにならない人は、実は、無意識との距離が近い 人に多い。

